こんにちは、むぎ猫です!
皆さんの愛猫ちゃんは、ごはんを食べるのが早いですか?
「すごい勢いでガツガツ食べて、直後にゲーッとしちゃう…」「もっとゆっくり味わって食べてほしいなぁ」なんて、悩んでいる飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。
実は、我が家のむぎ様もなかなかの早食いさんでして…。心配になった私は、巷で話題の「早食い防止食器」を試してみることにしたんです!
今回は、
- 早食い防止食器ってどんなもの?
- どんな種類があるの?
- 実際にむぎ様と使ってみてどうだった?
という、むぎ家のリアルな体験談を交えながら、早食い防止食器の選び方や使ってみた感想を詳しくご紹介します!
愛猫の早食いに悩む飼い主さんの、何かのヒントになれば嬉しいです。
そもそも、猫の早食いはなぜ心配?
ガツガツと勢いよく食べる姿は、見ていて気持ちが良い反面、ちょっと心配になることもありますよね。
一般的に、早食いは以下のようなことにつながる可能性があると言われています。
- 吐き戻し: 急いで食べることで、空気も一緒に飲み込んでしまい、食後に吐き戻しやすくなることがあるようです。
- 消化への負担: よく噛まずに飲み込んでしまうと、胃腸に負担がかかるかもしれません。
- 満腹感を得にくい?: ゆっくり食べるよりも満腹感を感じにくく、食べ過ぎにつながる可能性も指摘されています。
もちろん個体差はありますが、「少しでも負担を減らしてあげたい」と思うのが親心ですよね。
どんなタイプがあるの?早食い防止食器の種類
「早食い防止食器」と一口に言っても、色々な形状や素材のものがあります。代表的なタイプを見てみましょう。
形状による違い
- 凹凸(デコボコ)タイプ:
- 食器の底に突起や仕切りがあり、フードが分散されることで一度にたくさん食べられないように工夫されています。
- 難易度は凹凸の高さや複雑さによって様々です。
- 知育トイタイプ:
- 食器をタッチし食器を動かしたことで餌が給餌孔から出てきます。
- 知育トイの要素もあり、遊び感覚で楽しめる子もいるかもしれません。
素材による違い
- 陶器製: 安定感があり、傷がつきにくく衛生的。デザインも豊富ですが、割れる可能性があります。
- プラスチック製: 軽くて扱いやすく、価格も手頃なものが多い。細かい傷がつきやすく、衛生面で注意が必要な場合も。
- ステンレス製: 丈夫で錆びにくく、洗いやすい。シンプルなデザインが多い傾向。
- メラミン樹脂製: 陶器のような質感で割れにくい。デザイン性が高いものも。
【体験談】むぎ家が早食い防止食器を選んだポイント!
たくさんの種類の中から、むぎ様のために私が重視したのは以下の3つのポイントです。
- むぎ様の性格に合った「難易度」:
あまりにも食べにくいと、むぎ様がストレスを感じてしまうかも…と考えました。初めてなので、まずは比較的シンプルな凹凸タイプから試してみることに。 - 安全性と洗いやすさで「素材」を選択:
毎日口にするものなので、安全な素材であることは絶対条件。そして、ズボラな私でも(笑)清潔に保てるよう、洗いやすさも重視しました。結果、安定感のある陶器製を選びました。 - 食事中の「安定感」:
ガツガツ食べるむぎ様なので、食べている最中に食器が動いてしまわないよう、ある程度の重さと底面に滑り止めがついているものが良いなと考えました。
実際に使ってみた!むぎ様の反応と効果は?
さあ、いよいよむぎ様に新しい食器を使ってもらいます!今回選んだのは、中央に緩やかな山があるタイプの陶器製食器です。
使い始めのむぎ様の反応は?
最初は「ん?なんか食べにくいニャ…」という感じで、少し戸惑っている様子でした(笑) いつものようにガツガツとはいかず、食器の周りを回りながら、上手に顔や舌を使って、一粒ずつ時間をかけて食べるようになりました。
作戦成功…!?
気になる効果は?
あくまで個人の感想ですが、食べるスピードは明らかにゆっくりになったと感じます! 以前はあっという間に完食していたのが、新しい食器にしてからは倍くらいの時間がかかるようになりました。
そして、一番嬉しかったのは、食後の吐き戻しが減ったように感じることです。もちろん、食器だけの効果とは断言できませんし、体調など他の要因もあると思いますが、早食いが原因と思われる吐き戻しは、以前より少なくなった気がします。
使ってみて良かった点(メリット)
- 食べるスピードがゆっくりになった(と感じる)
- 吐き戻しの回数が減った(気がする)
- 陶器製なので安定感があり、洗いやすい
- 時間をかけて食べることで、満足感もアップした…かも?
ちょっと気になった点(デメリット)
- 食べにくそうにしている姿を見ると、少しだけ罪悪感が…(笑)
- 複雑な形状のものは、洗うのが少し手間になる可能性も。
- 猫ちゃんの性格によっては、ストレスを感じてしまう子もいるかもしれません。
早食い防止食器を使う上での注意点
便利なアイテムですが、使う上でいくつか気をつけたいこともあります。
- 愛猫の様子をよく観察する: 食べている様子を見て、ストレスを感じていないか、逆に全然食べられなくなっていないかなどをチェックしましょう。
- 清潔を保つ: 凹凸や溝がある分、汚れが残りやすいことも。毎回きれいに洗って、清潔な状態を保ちましょう。
- 食器だけで解決しようとしない: 早食いの原因は様々考えられます。フードの種類が合わない、食事環境が落ち着かない、などの可能性も考慮し、必要であれば獣医師さんに相談することも大切です。
まとめ:愛猫に合った食器選びで、早食い対策を!
今回は、むぎ家で試してみた「早食い防止食器」の体験談をご紹介しました。
我が家の場合、食べるスピードがゆっくりになり、吐き戻しも減ったように感じられたので、試してみて良かったと思っています。
早食い防止食器は、愛猫の早食いに悩む飼い主さんにとって、試してみる価値のある選択肢の一つだと思います。
ただし、猫ちゃんの性格や食べ方の癖によって、合う・合わないがあるのも事実です。今回ご紹介した選び方のポイントや体験談を参考に、ぜひあなたの愛猫にピッタリの食器を見つけてあげてくださいね。

この記事が、皆さんの愛猫との快適な食事時間のヒントになれば幸いです!