【体験談】猫がブラッシングを嫌がる… 諦める前に試してほしい我が家の克服法

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こんにちは、むぎ猫です!
猫との暮らしに欠かせないお手入れの一つ、ブラッシング。抜け毛を取り除くだけでなく、猫ちゃんの皮膚の健康チェックや、大切なコミュニケーションの時間にもなりますよね。

でも…「うちの子、ブラッシングが大嫌いで全然させてくれない!」とお悩みの飼い主さんも多いのではないでしょうか?

何を隠そう、我が家の愛猫「むぎ様」も、かつてはブラシを見ただけで逃げ出すほどのブラッシング嫌いでした。
「シャーッ!」と威嚇されたり、文字通り飛んで逃げられたり…。

「もう、うちの子にはブラッシングは無理なのかな…」と諦めかけたこともありましたが、試行錯誤の末、今ではすっかりゴロゴロ喉を鳴らしながらブラッシングさせてくれるようになったんです!

今回は、そんな我が家の体験談をもとに、猫ちゃんがブラッシングを嫌がる理由と、諦める前にぜひ試してほしい克服法をご紹介します。

なぜ猫はブラッシングを嫌がるの?

むぎ様がなぜあんなにブラッシングを嫌がっていたのか、改めて考えてみるといくつかの理由が思い当たりました。

  • ブラシが体に合っていない(痛い、不快)
    • 猫ちゃんの皮膚はデリケート。ブラシのピンが硬すぎたり、逆に柔らかすぎて毛がうまく取れなかったりすると、不快感から嫌がることがあります。
  • ブラッシングに慣れていない
    • 特に子猫の頃から慣れていないと、ブラシという見慣れない物体で体を触られることに恐怖や警戒心を抱いてしまうことがあります。
  • 過去に嫌な経験がある
    • 以前無理やりブラッシングされたり、毛が引っ張られて痛い思いをしたりした経験があると、トラウマになっている可能性も。
  • 拘束されるのが嫌い
    • じっとさせられること自体が苦手な猫ちゃんもいます。

ブラッシング嫌いを克服!むぎ様と試した3つのステップ【体験談】

むぎ様のブラッシング嫌いを克服するために、我が家で試して効果があった方法を3つのステップでご紹介します。

ステップ1:ブラシを見直してみる

まず試したのは、ブラシそのものの見直しです。
むぎ様はもともと、一般的なスリッカーブラシを使っていましたが、どうもこれが苦手な様子。

そこで、様々なタイプのブラシを試してみました。

  • ラバーブラシ: ゴム製の柔らかいブラシ。マッサージ効果も期待できそう。
  • 獣毛ブラシ: 豚毛や猪毛など、天然毛を使ったブラシ。静電気が起きにくく、毛艶を出す効果も。
  • グローブ型ブラシ: 手にはめて撫でるように使えるブラシ。猫ちゃんの警戒心を和らげやすいかも?

むぎ様の場合、いくつかのブラシを試した結果、柔らかめのラバーブラシが一番抵抗なく受け入れてくれました。硬いピンが苦手だったのかもしれません。

「このブラシなら大丈夫かも?」というものが見つかるまで、根気強く試してみる価値はありますよ。

ステップ2:「ブラッシング=楽しいこと」と覚えてもらう

ブラシが決まったら、次は「ブラッシングは嫌なことじゃないよ、むしろ楽しいことなんだよ!」とむぎ様に覚えてもらう作戦です。

  • 短い時間からスタート: まずは背中など、猫ちゃんが比較的触られても嫌がらない場所を、ほんの数秒ブラッシングするだけ。「あれ?もう終わり?」くらいでやめておくのがコツです。
  • おやつとセットで: ブラッシングの前後に、大好きなおやつをあげます。「ブラッシングすると良いことがある!」と学習してもらうのが狙いです。
  • リラックスしている時を狙う: 遊び疲れてウトウトしている時や、撫でられてゴロゴロ言っているリラックスタイムに、そっとブラシを当ててみます。無理強いは禁物です。
  • まずは「見せるだけ」「匂いを嗅がせるだけ」から: ブラシ自体への警戒心が強い場合は、すぐ側にブラシを置いておくだけ、匂いを嗅がせるだけ、というステップから始めてみましょう。

ステップ3:焦らず、優しい声かけで安心感を

一番大切なのは、焦らないことです。
すぐに効果が出なくても、「まぁ、気長にいこうか」という気持ちで続けることが大切。

そして、ブラッシング中は常に優しい声で話しかけ、「気持ちいいね~」「きれいになるね~」とポジティブな言葉をかけてあげてください。
飼い主さんのリラックスした雰囲気が、猫ちゃんにも伝わります。

我が家でも、この3つのステップを根気強く続けた結果、あれほど嫌がっていたむぎ様が、今では「ブラシ持ってきたの?早くしてよ」と催促する(?)かのように、自分からスリスリしてくるまでになりました!

ブラッシングはやっぱり大切!

ブラッシングを嫌がるからといって、全くしないわけにもいきませんよね。
改めて、ブラッシングのメリットを確認しましょう。

  • 抜け毛の除去: 毛づくろいで飲み込んでしまう毛の量を減らし、毛球症のリスクを軽減します。
  • 皮膚の健康チェック: ブラッシングしながら皮膚の状態(フケ、赤み、しこりなど)をチェックできます。
  • 血行促進: 適度なマッサージ効果で血行が良くなります。
  • コミュニケーション: 愛猫との信頼関係を深める大切な時間になります。

まとめ:諦めずに、愛猫に合った方法を見つけよう!

今回は、我が家の愛猫むぎ様のブラッシング嫌い克服体験談をご紹介しました。

猫ちゃんがブラッシングを嫌がるのには、必ず理由があります。
その理由を探り、ブラシを見直したり、慣らし方を工夫したりすることで、きっと状況は改善できるはずです。

大切なのは、焦らず、諦めず、愛猫のペースに合わせてあげること。

あなたの愛猫とのブラッシングタイムが、もっと素敵な時間になりますように!