こんにちは、むぎ猫です!
もうすぐゴールデンウィーク(GW)ですね!旅行や帰省など、楽しい計画を立てている方も多いのではないでしょうか?
でも、猫ちゃんを飼っていると、ふと「この子、お留守番大丈夫かな…?」と心配になりますよね。
特にGWのように数日間家を空ける場合は、いつも以上に準備が必要です。
猫ちゃんは環境の変化にデリケートな子が多いので、飼い主さんがいない間もできるだけ安心して過ごせるように、しっかり対策してあげたいものです。
この記事では、
- なぜGWのような長期休暇にお留守番対策が特に重要なのか?
- お留守番の期間別に気をつけるべきポイント
- 絶対にチェックしたい!お留守番前の準備リスト
- お留守番中の猫ちゃんの気持ちと、帰宅後の接し方
- あると超便利!お留守番お助けグッズ
- これはNG!危険なお留守番
- どうしても長期間家を空ける場合の選択肢(ペットシッター・ホテル)
など、愛猫に安心してお留守番してもらうための情報を、私の経験も交えながら詳しくご紹介します。
この記事を読めば、GWのお出かけ準備と合わせて、猫ちゃんのお留守番準備も万端になるはず!
ぜひ最後まで読んで、愛猫との素敵な関係づくりに役立ててくださいね。

なぜGWにお留守番対策が特に重要なのか?
普段から短い時間のお留守番は経験している猫ちゃんも多いと思います。
でも、GWのような連休は、飼い主さんの不在時間がいつもより長くなる傾向がありますよね。
猫ちゃんにとって、飼い主さんがいない時間が長くなることは、単に「寂しい」だけではありません。
生活リズムの変化
いつもご飯をくれる人、遊んでくれる人がいない。静かすぎる環境。これらは猫ちゃんにとってストレスの原因になります。
環境の不安
ご飯や水は足りているかな?トイレはきれいかな?何か異変はないかな? 普段ならすぐに飼い主さんが気づいてくれることも、不在時には放置されてしまう可能性があります。
思わぬ事故のリスク
長時間ひとりでいると、好奇心からイタズラをしてしまったり、予期せぬ事故(誤飲、感電、転落、脱走など)に繋がる可能性もゼロではありません。
特に、普段あまり長いお留守番に慣れていない猫ちゃんや、甘えん坊な性格の猫ちゃん、環境の変化に敏感な猫ちゃんは、ストレスを感じやすいと言われています。
だからこそ、GWのような長期休暇前には、いつも以上に念入りな準備と対策が必要になるんです。
猫ちゃんが少しでも快適に、そして安全にお留守番できるように、しっかりと環境を整えてあげましょう。
お留守番の期間別チェックポイント
一口にお留守番と言っても、期間によって準備すべきことや注意点は変わってきます。
どれくらいの期間なら猫ちゃんだけでお留守番させても大丈夫なのか、気になりますよね。
一般的に、健康な成猫の場合、1泊2日までなら、しっかり準備をすればお留守番可能と言われています。
ただし、これはあくまで目安。猫ちゃんの性格や年齢、健康状態、そしてお家の環境によっても異なります。
【期間別のお留守番の考え方】
日帰り・半日程度
普段通りのお留守番に近いですが、外出時間がいつもより長い場合は、食事や水の量を少し多めに用意しておくと安心です。室温管理にも気を配りましょう。
1泊2日
食事、水、トイレの準備は必須です。特に、猫ちゃんがいつでも新鮮な水を飲めるように、複数の場所に用意したり、自動給餌器や自動給水器を活用するのがおすすめです。トイレも、普段より1つ多く用意しておくと、猫ちゃんが気持ちよく使えます。安全確認(誤飲の可能性のあるもの、危険な場所への立ち入り防止措置など)を徹底しましょう。室温管理も重要です。季節に合わせてエアコンを適切に設定しましょう。
2泊3日以上
あまりおすすめできません。 3日以上家を空ける場合は、猫ちゃんだけでお留守番させるのはリスクが高いと考えましょう。食事や水の衛生面、トイレの清潔さ、そして何より猫ちゃんの精神的なストレスや万が一の体調不良を考えると、誰かに様子を見てもらう体制が必要です。この場合は、ペットシッターやペットホテルの利用を検討するのが現実的です。友人や知人にお願いする方法もありますが、猫の扱いに慣れているか、責任を持って世話をしてもらえるかなどを慎重に判断する必要があります。
子猫や老猫、持病のある猫ちゃんの場合は、たとえ短い時間であっても、なるべくひとりにしない方が安心です。お留守番させる場合でも、こまめに様子を確認できる体制(見守りカメラなど)や、信頼できる人に短時間見に来てもらうなどの配慮が必要です。
【最重要】これだけはやっておこう!お留守番前の完璧準備リスト
さあ、いよいよ具体的な準備に取り掛かりましょう!
愛猫が安全で快適にお留守番できるように、以下のリストを参考に、出発前に必ずチェックしてくださいね。

食事の準備:十分な量と鮮度をキープ!
量の確保
不在日数+予備1日分程度のドライフードを用意しましょう。万が一帰宅が遅れた場合にも対応できます。
置き場所
フードは1箇所だけでなく、複数の場所に分けて置くと、猫ちゃんが食べやすい場所を選べます。
鮮度キープ
ウェットフードは傷みやすいので、長時間のお留守番には向きません。ドライフード中心にしましょう。
自動給餌器の活用
決まった時間に決まった量のご飯をあげられる自動給餌器は、長期のお留守番の強い味方!タイマー設定の確認、電池残量や電源の確認も忘れずに。初めて使う場合は、事前に猫ちゃんが慣れているか必ず確認しましょう。
水の準備:いつでも新鮮なお水を!
複数箇所に設置
水飲みボウルは最低でも2箇所以上、できれば家の中の数カ所に置いてあげましょう。こぼしてしまっても、他の場所で飲めるようにするためです。
新鮮さの確保
出かける直前に、すべてのボウルの水を新鮮なものに入れ替えましょう。
自動給水器が便利
循環式の自動給水器なら、常にフィルターでろ過されたきれいな水が流れているので、猫ちゃんも喜んで飲んでくれることが多いです。こちらも事前に慣れさせておくこと、フィルターの交換時期や電源を確認することが大切です。
トイレの準備:清潔第一!
数の確保
普段使っているトイレ+1個を目安に、予備のトイレを用意しましょう。「猫の数+1個」が理想とされています。


清潔さ
出かける直前に、すべてのトイレをきれいに掃除し、猫砂をたっぷり補充しておきましょう。汚れたトイレを使うのを嫌がる猫ちゃんは多いです。
置き場所
普段使っている場所以外にも、猫ちゃんが落ち着ける場所に予備のトイレを置いてあげると良いでしょう。

安全確認:家の中の危険を徹底排除!
誤飲・誤食
猫ちゃんが口にしそうな小さな物(輪ゴム、紐、ビニール片、薬、アクセサリーなど)は、猫ちゃんの手の届かない場所に必ずしまいましょう。観葉植物の中には猫にとって有毒なものもあるので注意が必要です。
感電防止
電気コードをかじる癖のある猫ちゃんの場合は、コードカバーをつけたり、コンセントから抜いておいたりするなどの対策を。
転落・閉じ込め防止
窓やベランダの戸締りは確実に!特に高層階にお住まいの方は注意が必要です。猫ちゃんが入り込んで出られなくなりそうな狭い場所(押し入れ、クローゼット、洗濯機の中など)がないかも確認しましょう。
火の元確認
ガスコンロの元栓を閉めるなど、火の元の確認も忘れずに。
脱走防止
玄関や窓の施錠を再確認しましょう。網戸も破れていないかチェック!
室温管理:快適な温度を保つ!
エアコン活用
季節に合わせて、エアコンの冷房または暖房を適切に設定しましょう。特に夏場や冬場の閉め切った室内は、予想以上に温度が上がり/下がることがあります。
設定温度
猫ちゃんにとって快適な室温は、一般的に夏場は26〜28℃、冬場は20〜23℃程度と言われています。ただし、猫ちゃんの種類や年齢、被毛の長さによっても異なります。
逃げ場を作る
エアコンの風が直接当たらない場所や、少し涼しい/暖かい場所など、猫ちゃんが自分で快適な場所を選べるように、部屋のドアを少し開けておくなどの工夫も有効です。
タイマー設定
長時間つけっぱなしにするのが心配な場合は、タイマー機能を活用しましょう。スマートリモコンがあれば、外出先から室温を確認してエアコンを操作することも可能です。
遊びと安心:退屈しのぎと心のケア
おもちゃ
ひとりで遊べるおもちゃ(ボール、ぬいぐるみ、電動おもちゃなど)をいくつか用意しておくと、退屈しのぎになります。ただし、紐状のおもちゃなど、誤飲の危険があるものは避けましょう。
隠れ家
猫ちゃんが安心して落ち着ける場所(お気に入りのベッド、段ボール箱、キャットタワーの個室など)を用意してあげましょう。
飼い主さんの匂い
飼い主さんの匂いがついたタオルや服などを置いておくと、猫ちゃんが安心すると言われています。
これらの準備をしっかり行うことで、お留守番中の猫ちゃんのストレスや事故のリスクを大幅に減らすことができます。
「ちょっと面倒だな」と思うかもしれませんが、愛猫のため、そして飼い主さん自身が安心して出かけるためにも、ここは手を抜かずに頑張りましょう!
お留守番中の猫ちゃんの気持ち、想像できますか?
さて、準備万端でお出かけ!…とその前に、少しだけお留守番中の猫ちゃんの気持ちを想像してみましょう。

大好きな飼い主さんがいない間、猫ちゃんはどんな風に過ごしているのでしょうか?
不安や寂しさ
いつもと違う静かな家の中で、不安や寂しさを感じているかもしれません。特に甘えん坊な子は、飼い主さんの不在を敏感に感じ取ります。
退屈
いつもなら遊んでもらえたり、かまってもらえたりする時間に、何もすることがなくて退屈しているかもしれません。
縄張りの警戒
普段と違う物音などに、いつも以上に警戒心を強めている可能性もあります。
もちろん、猫ちゃんによっては「やったー!ひとりでのんびりできるニャ!」と、自由を満喫しているタイプの子もいます(笑)
でも、多かれ少なかれ、飼い主さんの不在は猫ちゃんにとって普段とは違う状況なのです。
【帰宅後の接し方のポイント】
だからこそ、帰宅した後は、猫ちゃんの気持ちに寄り添った接し方を心がけたいですね。

まずは優しく声かけ
帰宅したら、まずは「ただいま」「いい子にしてたね」と優しく声をかけてあげましょう。
猫ちゃんのペースに合わせる
すぐに駆け寄ってくる子もいれば、少し様子をうかがっている子もいます。無理に抱き上げたりせず、猫ちゃんの方から甘えてくるのを待ってあげるくらいの気持ちで。
スキンシップや遊び
猫ちゃんが落ち着いたら、撫でてあげたり、お気に入りのおもちゃで遊んであげたりして、たっぷりコミュニケーションを取りましょう。
特別なおやつ
お留守番を頑張ったご褒美に、特別なおやつをあげるのも良いですね。
体調チェック
帰宅後は、元気はあるか、食欲はあるか、変わった様子はないかなど、猫ちゃんの体調をさりげなくチェックしてあげてください。
お留守番を頑張ってくれた愛猫を、温かく迎えてあげてくださいね。
あると断然違う!お留守番お助け便利グッズ
最近は、猫ちゃんのお留守番をサポートしてくれる便利なグッズがたくさんあります。
これらを活用することで、飼い主さんの安心感が格段にアップしますよ!
自動給餌器(オートフィーダー)
設定した時間に自動でご飯が出てくる優れもの。規則正しい食生活を維持できます。タイマー式、スマホ連携で遠隔操作できるもの、カメラ付きで様子が見れるものなど、種類も豊富です。

選び方のポイント
猫ちゃんの食べる量に合った容量か、フードの形状に対応しているか、お手入れのしやすさ、操作性などをチェックしましょう。
自動給水器
常に新鮮な水が循環しているので、猫ちゃんがたくさん水を飲んでくれるきっかけにも。フィルター交換が必要なものがほとんどなので、ランニングコストも考慮しましょう。

選び方のポイント
容量、静音性、フィルターの性能、お手入れのしやすさが重要です。
見守りカメラ(ペットカメラ)
外出先からスマホでいつでも愛猫の様子を確認できます。声かけ機能や、おやつをあげられる機能が付いているものも!「ちゃんとご飯食べてるかな?」「元気にしているかな?」という不安を解消してくれます。万が一の異変に早く気づける可能性も。

選び方のポイント
画質、暗視機能、首振り機能(広範囲を見渡せる)、双方向通話機能、動体検知機能などを比較検討しましょう。
スマートリモコン
外出先からスマホでエアコンや照明などを操作できるリモコンです。急な気温の変化に対応してエアコンをつけたり消したりできるので、室温管理に非常に役立ちます。

一人遊び用おもちゃ
電動で動くおもちゃや、知育トイなど、猫ちゃんが一人でも楽しめるおもちゃを用意しておくと、退屈しのぎになります。

これらのグッズは、初期費用がかかるものもありますが、長期的に見れば、飼い主さんと猫ちゃん双方の安心と快適さにつながる投資と言えるかもしれません。
ご自身のライフスタイルや猫ちゃんの性格に合わせて、導入を検討してみてはいかがでしょうか?
【注意!】こんなお留守番は絶対にダメ!
いくら準備をしても、猫ちゃんにとって負担が大きすぎるお留守番や、危険が伴うお留守番は避けるべきです。
長期間(3日以上)の放置
前述の通り、食事・水・トイレの衛生面、猫ちゃんの精神的・身体的な健康を考えると、非常にリスクが高いです。絶対にやめましょう。
体調が悪い猫・子猫・老猫だけでの留守番
普段からケアが必要な猫ちゃんを、長時間ひとりにするのは危険です。急な体調変化に対応できません。
十分な準備なしでの急なお泊り
「まあ、1泊くらい大丈夫だろう」と安易に考え、十分な食事や水の用意、安全確認を怠るのはNGです。
多頭飼いの場合の相性
普段は仲良しでも、飼い主さんがいないストレスからケンカに発展してしまう可能性もゼロではありません。相性が少し心配な場合は、部屋を分けるなどの対策も考えましょう。
猫ちゃんの安全と健康を最優先に考え、無理なお留守番はさせないようにしましょう。
どうしても長期間家を空ける場合は? プロの手を借りる選択肢
GWに長期旅行を計画しているなど、どうしても3日以上家を空けなければならない場合もあると思います。
そんな時は、無理に猫ちゃんだけでお留守番させるのではなく、プロの手を借りることを検討しましょう。
主な選択肢としては、「ペットシッター」と「ペットホテル」があります。
ペットシッター
資格を持ったシッターさんが自宅に来て、食事やトイレの世話、遊び相手など、普段と同じ環境で猫ちゃんのお世話をしてくれます。
メリット:
- 猫ちゃんが住み慣れた環境で過ごせるため、ストレスが少ない。
- 他の動物との接触がないため、感染症のリスクが低い。
- 不在中の家の様子(郵便物など)も気にかけてもらえる場合がある。
デメリット
- 自宅に他人を入れることに抵抗がある場合がある。
- 信頼できるシッターさんを見つける必要がある。
- 料金は利用時間や回数によって変動する。
選び方のポイント
動物取扱業の登録があるか、保険に加入しているか、事前の打ち合わせは丁寧か、口コミや評判はどうかなどを確認しましょう。
ペットホテル
猫ちゃんを専門の施設に預けて、スタッフがお世話をしてくれます。動物病院に併設されている場合も多いです。
メリット
- 専門のスタッフが24時間体制で見守ってくれる場合が多く、体調が急変した場合も安心。
- 自宅に人を入れる必要がない。
デメリット
- 慣れない環境や他の動物の気配で、猫ちゃんが強いストレスを感じる可能性がある。
- 他の動物から病気をもらってしまうリスクもゼロではない(ワクチン接種証明が必要な場合が多い)。
- ケージに入れられる時間が長い場合がある。
選び方のポイント
清潔さ、スタッフの対応、猫専用のスペースがあるか、ケージの広さ、運動時間の有無、動物病院併設か、料金体系などをしっかり確認しましょう。見学が可能であれば、実際に見に行くのがおすすめです。
友人・知人へのお願い
親しい友人やご近所の方にお世話をお願いする方法もありますが、以下の点に注意が必要です。
- 猫の扱いに慣れているか?
- 責任を持って、指示通りのお世話をしてもらえるか?
- 万が一、猫ちゃんの体調が悪くなったり、事故が起きた場合の対応は?
- お礼はどうするか?
安易にお願いするのではなく、相手の負担も考え、信頼関係に基づいて慎重に判断しましょう。
どの方法を選ぶにしても、必ず事前に猫ちゃんを連れて行ったり、シッターさんと顔合わせをしたりして、猫ちゃんとの相性や環境を確認することが大切です。
まとめ:万全の準備で、人も猫もハッピーなGWを!
今回は、ゴールデンウィークを控えて、愛猫に安心してお留守番してもらうための準備や注意点について詳しくお伝えしました。

【お留守番成功の秘訣】
- 無理のない計画を
猫ちゃんの性格や年齢、健康状態を考慮し、お留守番の期間を決めましょう。1泊2日までが目安、それ以上はプロの手を借りる検討を。 - 準備は念入りに
食事、水、トイレ、安全確認、室温管理、心のケア。出発前に必ずチェックリストで確認! - 便利グッズを活用
自動給餌器や見守りカメラなどを活用すれば、飼い主さんの安心感がアップ! - 帰宅後のケアも忘れずに
お留守番を頑張った愛猫を、優しく温かく迎えてあげましょう。
しっかり準備をしておけば、飼い主さんも安心してGWを楽しむことができますし、猫ちゃんもきっといつも通り、のんびり快適にお留守番してくれるはずです。
この記事が、あなたと愛猫のハッピーなGWに少しでもお役に立てたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!