こんにちは、むぎ猫です!
「ニャーン(撫でてー!)」
「ゴロゴロゴロ…(もっとそばにいて!)」
愛猫がこんな風に甘えてくれるのって、飼い主としてはたまらなく嬉しい瞬間ですよね!
でも…。「ちょっと待って、今だけは集中させて!」「トイレくらい一人で行かせて〜!」なんて思う瞬間、ありませんか?
そう、可愛いはずの愛猫が、時として「甘えん坊すぎるのでは…?」と感じてしまうこと。
実は我が家のむぎ様も、なかなかの甘えん坊将軍なんです(笑)。嬉しい反面、正直ちょっと困ってしまうことも…。
今回は、そんな「甘えん坊すぎる」猫ちゃんに悩む飼い主さんに向けて、その理由や、我が家で実践している上手な付き合い方について、体験談を交えてお話ししたいと思います。
「うちの子、甘えん坊すぎ?」と感じる瞬間あるある
まずは、「あるある!」と思っていただけるかもしれない、甘えん坊猫ちゃんの代表的な行動を挙げてみますね。我が家のむぎ様も、結構当てはまります…。
- どこへ行くにも金魚のフン状態
家の中を移動すると、必ずと言っていいほど足元をついてくる。トイレやお風呂のドアの前で待機していることも…! - 作業妨害はお手の物?かまってアピール
パソコン作業をしているとキーボードの上に乗ってくる、本を読んでいると目の前に座り込む。「今忙しいんだけどな…」と思いつつ、可愛いから許しちゃうんですよね。 - 寝る時も絶対一緒!
布団に入ると、すかさず潜り込んできて腕枕や顔の横をキープ。寝返りを打つのも気を遣います(笑)。 - 姿が見えないと鳴いて呼ぶ
ちょっと別の部屋に行っただけで、「ニャー!ニャー!(どこ行ったのー!)」と鳴いて探されたり。
皆さんの愛猫ちゃんはどうですか?「うちも!」と思い当たる節があるかもしれませんね。

なぜ?猫が「甘えん坊すぎる」理由とは
そもそも、どうして猫ちゃんはこんなにも甘えん坊になるのでしょうか?考えられる理由をいくつか挙げてみます。
理由1:飼い主さん大好き!信頼の証
一番の理由は、やっぱりこれ!飼い主さんのことが大好きで、心から信頼しているからこその行動です。「この人のそばが一番安心する!」と思っている証拠なんですね。そう考えると、ちょっと困る行動も愛おしく思えてきませんか?
理由2:子猫気分の延長?
特に、早くに母猫や兄弟猫と離れてしまった子猫は、飼い主さんを親代わりだと思って、いつまでも子猫気分で甘えてくることがあります。我が家のむぎ様も、もしかしたらこれに当てはまるのかな?と感じています。
理由3:安心感を求めている
何か不安なことや、環境の変化があった時に、飼い主さんにくっつくことで安心感を得ようとしているのかもしれません。例えば、来客があった後や、大きな物音がした後などに、いつもより甘えてくることはありませんか?
理由4:単に「かまってほしい」アピール
退屈していたり、遊んでほしかったりする時に、「ねぇねぇ、かまってよ!」というサインとして甘えてくることもあります。
理由5:猫種や性格によるもの
もともと甘えん坊な性格の猫種もいますし、もちろん、猫それぞれに個性があります。シャイな子もいれば、人間が大好きな社交的な子もいますよね。
(注意)
もし、以前はそうでなかったのに急に過剰な甘え方をするようになったり、他の症状(食欲不振、元気がないなど)が見られたりする場合は、何か体調の変化や強いストレスを感じている可能性も考えられます。そのような場合は、念のため獣医師さんに相談することをおすすめします。この記事では、あくまで一般的な性格や行動の範囲としてお話ししています。
我が家流!「甘えん坊すぎる」愛猫との上手な付き合い方
甘えん坊なのは可愛いけれど、四六時中だと飼い主さんも疲れてしまいますよね。そこで、我が家で心がけている「上手な付き合い方」のポイントをご紹介します。
ポイント1:メリハリをつける!
甘えさせてあげる時間と、少し我慢してもらう時間を意識的に作ります。
- 遊ぶ時間は全力で!: 「今はあなたとの時間だよ!」と決めて、おもちゃで遊んだり、たくさん撫でたり、思いっきり甘えさせてあげます。
- 今はダメ、を伝える: 仕事中など、どうしても構えない時は、「今はダメだよ」と優しく声をかけ、視線を合わせずに作業を続けます。最初は鳴いたり邪魔したりするかもしれませんが、根気強く続けることで、「この時間は構ってもらえないんだな」と少しずつ学んでくれる…はず!(我が家もまだ修行中です)
ポイント2:愛情表現はしっかり受け止める
完全に無視するのではなく、可能な範囲で愛情はしっかり伝え返します。
例えば、足元にすり寄ってきたら、「はいはい、可愛いね」と声をかけながら一撫でしてあげるだけでも、猫ちゃんは「気づいてくれた!」と安心するようです。
ポイント3:安心できる場所を用意する
飼い主さんから離れても、猫ちゃんが安心してくつろげる場所を作ってあげることも大切です。
お気に入りのベッドや、隠れられるキャットハウスなどを、静かな場所に置いてあげましょう。
ポイント4:一人の時間も楽しめる工夫を
飼い主さんが構ってあげられない時でも、猫ちゃんが退屈しないように、一人で遊べるおもちゃを用意しておくのも良い方法です。知育トイなどもおすすめです。

まとめ:甘えん坊は個性!愛情の証として受け止めよう
「甘えん坊すぎる」と感じる行動も、見方を変えれば、それだけ深く私たちを信頼し、愛情を表現してくれている証拠なんですよね。
もちろん、困ってしまう場面もありますが、頭ごなしに叱ったり突き放したりするのではなく、猫ちゃんの気持ちに寄り添いながら、お互いが心地よく暮らせるルールを少しずつ作っていくことが大切だと感じています。
甘えん坊な性格も、その子の可愛い個性の一つ。上手に付き合いながら、愛猫ちゃんとの絆をより一層深めていきたいですね。
この記事が、同じように「甘えん坊すぎる」愛猫ちゃんとの暮らしに悩む方の、何かヒントになれば嬉しいです。